4月19日(月)午前、田んぼの種蒔きをしました。地震に邪魔され、いつもより二週間遅い種蒔きでした。種蒔きが遅れたのは三浦農園ばかりではありません。どこの農家もそうです。種蒔きは人手が必要なので、多くの農家が日曜日におこないます。今年は18日(日)に集中しました。手伝ってくださる農家がどこも種蒔きでは三浦農園は日にちをゆずるしかありません。一日ずれて4月19日(月)となったわけです。バイトに来る学生クンのためにも日曜日にしたかったのですが、しかたがありませんね。
三浦農園は苗代(なわしろ)に種を蒔きます。正確にはいうと、30×50センチの箱に種を蒔き、その箱を苗床に置いていく。それにビニールをかぶせる(写真参照)。苗代のぬかるみのなかでの作業は大変ですが、この方式をとると毎日の世話がほとんど必要ないのです。これが「ビニールハウス」のなかで育てるとなると、毎日の水やりとビニールの開け閉めを頻繁にしなければなりません。その方式は、日中法事やお葬式で忙しい状況では出来ません。
田植えは5月21、22日になると思います。
ジャガイモの種も蒔きました。この時期、時間があったら被災地に行ってボランティアを、と考えがちですが、自分の身のまわりの仕事をきちんとこなすことが一番だと思います。