曹洞宗鶴翁山玄松院
日記交通アクセスお問い合わせ

精進料理、農業体験、フェジョン、ブラジル納豆 宮城県遠田郡美里町のお寺 玄松院

Blog日記

ミルトンのアナログナイト

一昨日、カフェ・ミルトンの「アナログナイト」があって参加してきました。

「アナログナイト」は音楽好きが2曲分のレコードを持って集まり、その曲にまつわる思い出や思い入れやらを語りながら曲をかけていくという、リレー方式のレコード・コンサート。もう4年続いています。

今回は震災後2回目ということで、参加者が増えて13人。夕方6時から夜の11時まで(5時間)誰も帰ることなく!DJのリレーをしていきました。やはりみんな被災体験を吐き出したかったのでしょうね。そして良い装置で音楽を聴きたかったのでしょう。

参加者のなかには福島からいらっしゃったかたが数人いました。 福島第一原発で仕事をしたことがあるIさんの話しは迫力があったなあ。渋さ知らズをかけました。 南相馬の病院で働くYさんは、開かなくなった自分の部屋のドアから手を伸ばして取ってきたシェイディドールズのアルバムをかけました。奄美からやって来て南相馬に滞在し、 避難者と病院をつなぐコーディネイトのボランティアをしているMさんの話しもリアルでした。ガイガーカウンターを見せてもらいました。

全国のボランティアを受け入れているセンターで仕事をしているSさんはお疲れのようす。でも「ミルトンに来てみんなの話しを聞いているうちに元気になってきました」と話し、中村雅俊をかけました。

3/11のとき松島の小学校が勤務先だった音楽好きのN先生は(津波の話しはせず)、「本来なら今日はアラバキを楽しんでいたのに…」という、あの日から色々なことが“変更”された話しをしたのが印象的でした。大きな変更、ちいさな変更、人の数だけ変更があったんですよね。かけた曲は清志郎経由で知ったというオーティス・レディング。

タイ帰りのかたが(別々に)二人いらっしゃって、おみやげ話とかけたタイ歌謡。これも良かったです。

3/11から二日間、FM局の緊急放送のミキサー卓の前で張り付きだったHくんの話しもリアルでした。

Kさんはピアノの調律士。沿岸部の小学校のピアノの調律も受けもっているとのこと。卒業式会場のピアノの調律を終えたところに地震と津波がやってきてダメになったピアノが数カ所あるそうです。かけた曲はトッド・ラングレン。

私はこのホームページで書いてきたあれこれを話し、沢田研二の「君をのせて」と上條恒彦と六文銭の「出発の歌」をかけました。 ♩乾いた空を見上げているのは誰だ、という「出発の歌」の歌詞をここ一ヶ月結構口ずさんでいたような気がします。

五時間の震災カミングアウト&音楽。帰りはみんなめちゃいい顔になっていました。 この「アナログナイト」というリレー方式のレコード・コンサート、音楽好きなら一度は企画してみたいと思うのではないでしょうか。しかし、一般市民が人の前で音楽のことや日々のあれこれをちゃんと話すというのは、なかなかすらすらと出来ることではありません。それを4年も続けているということにカフェミルトンの企画力と文化力の高さを私は見ます。

二次会の後マスターが、できたてほやほやの「ブラジル納豆」で作ってくれた「納豆オムレツ」が絶品でした。

カテゴリー: ラジオ, 音楽   パーマリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

Copyright (C) 2011 玄松院 All rights reserved.